法定書面不備を指摘してクーリングオフする

   天誅! 内容証明 文例   

通知書

平成**年*月*日

広島県広島市1丁目1番1号
害悪商事株式会社殿

広島県広島市2丁目2番2号
購入 太郎

私は平成**年*月*日に貴社のセールスマンの訪問を受け貴社の商品***を代金***円で購入する契約をしました。この契約日より約1ヶ月が経過しておりますが、未だこの契約に関し、特定商取引に関する法律に定められた法定書面を受領しておりませんので、クーリングオフ適用期間は経過しておりません。
私は本書面をもって上記の売買契約をクーリングオフ致します。
私が既に支払った代金は全額返還し、商品は貴社の負担にてお引取り下さい。

以上

上記の内容証明郵便の文例では法定書面の何が欠落していたのかの記述がないのでこのままでは使えません。きちんと不備の要件を記載しておく必要があります。 特定商取引における法定書面とはこれを完璧に記載するのは困難です。
正直ここで全てを書くのもはばかられるくらいです。端的に示すと
商品名、商品型番、製造社名、数量、代金、代金支払い時期、代金支払方法、商品の引渡し時期、契約撤回に関する事項、販売業者の氏名または名称、住所、電話番号、法人の場合は代表者氏名、担当者の氏名、契約年月日等があげられます。しかもこれらは契約の内容によってその記載事項が細かく定められており、そのたびに記載すべき事項が変わりますので、これらを完璧に記載できている法定要件を満たした書面を交付している業者のほうが少ないのではないでしょうか。
この法定書面の不備を指摘してのクーリングオフとなりますとさすがにご自身でやることが勧めにくくなります。


この内容証明の文例は下記の提供によるものです。
この文面の著作権は下記に属するものとなります

オフィス・クーリングオフサポート



謝々